夏といえば「広瀬やな」
写真:広瀬やな(1980年代後半の夏)
写真は少し古いですが、今でも毎年このようなやなが夏になると作られます。
駅から出て歩いて行き、喫茶店のところで左に曲がり踏切を渡るとすぐに「広梅橋(ひろうめばし)」があります。

夏であったら、その橋を渡っているとすぐに「広瀬やな」が橋の右下方に見えます。

広瀬やなは毎年7月下旬に営業を開始し、10月中旬に営業を終了します。
毎年夏休みの頃には、観光客でにぎわいます。
夏の風物詩
写真:やなで遊ぶ子供たち(1980年代後半の夏?)
やなの駐車場とやなは少し離れていて、横断歩道を渡らなければならない場所にあるのですが、その横断歩道に観光客の方が渡るようになると、「今年も夏が来たなあ」という感じがします。

余談ですが、夏の風物詩というと、「ウスバカゲロウ」と「トビゲラ」を思い出します。
この2種類の昆虫は、夜になると橋の上の電灯に集まってきます。
ウヨウヨというか、ザワザワというか、そんな擬態語が似合う集まりかたをします。

夏の朝、橋の上の電灯のまわりは、ウスバカゲロウの死骸が山のようになっています。
それが、釣りのエサのようなにおいを出しているのです。

これも夏の風物詩です。
ここで、橋が話題に出てきたので、次に広梅橋の名前の由来について紹介します。

広梅橋の名前の由来