夏季研修会

多賀町立博物館 と 福井県海浜センター

1 富安
 @ 化石の採集がとてもおもしろかったです。もっといろいろな種類の化石をさがしてみたいと思いました。また,人骨やアケボノゾウの並べ替えや,それらについてのお話も興味深かったです。時間に余裕があれば,化石の処理が少しやってみたかったです。
 A 海がとってもきれいだったので,磯観察やシュノーケリングをやっていてとても気持ちがよかったです。始めてのシュノーケリングだったので,とても疲れてしまいましたが,是非またやってみたいと思いました。

2 武田
 @ 一見昨年の化石掘りに比べて地味であるように思われたが,転がっている一つ一つの石を,化石が入っていないかじっくり見ることができた。午後は,思いがけず本物の人骨に触れ,細かい説明を聞くことで,各部の骨の形の特徴,役割などを知ることができた。アケボノゾウの骨見本はとても大きいものであったが,基本的には我々と同じパーツであることが分かった。
 A 始めてのウエットスーツ体験であった。あんなにも圧迫されるとは,本当にびっくりした。陸上では暑くて動きづらくて移動すら大変であったが,水中では水の冷たさが心地良く,水中の景色がとても印象に残るものであった。ハプニングもあったが,とりあえずは満足している。また,シュノーケリングをしてみたい。

3 八木
 @ 本物の人骨の組み立て作業は,理科室の模型とはちがい,関節のつながり,動き方,背骨の形と,神経や血管との関係など,体の仕組みと関連づけて理解できて,とてもよく分かった。骨の持ち主(?)には,感謝の気持ちでいっぱいである。また,病気をおしての学芸員の方の説明は,一生懸命さがとてもよく伝わってきて,一層よい研修となった。三葉虫の化石をさがしたのに,時間がなくて探せなかったのが残念であった。
 A やっぱり海はいいなあ。若狭の海は,水が澄んでいて気持ちがよかった。太平洋側の海に比べて,地味な感じがした。前日の親睦会の疲れが残っていたが,研修後はとても気持ちのよい疲労感が残った。

4 阿知和
 @ フズリナについての知識が広まった。根気がなくてフズリナが探せず,後の講義に支障をきたしてごめんなさい。
 A シュノーケリングは楽しいが,体型が災いして,ウエットスーツがきつくて気持ち悪くなったことが残念。つりをもう少ししたかったのが率直な思い。

5 広田
 @ 予想していた化石とりと違っていましたが,別の化石採集のしかたが分かってよかったで  す。哺乳類の骨格が種を越えて似ているということは意外でした。アケボノゾウの骨格以上  に,ヒトの骨格は興味深いものでした。
 A シュノーケリングというものをはじめてさせていただきました。日本海がとてもきれいで,あんなにたくさんの生物が見えるとは思いませんでした。今回の経験を生かして,自分でもシュノーケリングを始めてみたいです。朝に釣ったフグがかわいかったです。

6 田中
 @ 哺乳類の骨格の共通点だけでなく,実際の骨を使って説明していただき,ゲーム感覚で並べ替えなども行い,興味深かった。フズリナ化石は標本としての価値はやや劣っていたと思うが,その場で判定していただけた点が心強かった。
 A 始めてのシュノーケリングということで,期待通りの基本動作を身につけることができた。体調不良のため途中であがってしまったが,太平洋側の海でやったら見られる魚もカラフルになるだろうなと思った。ステップバイステップで教えていただき,自信を持ってできてよかった。

7 山内
 @ フズリナの化石が見つけられたのは,私にとってほしいと思っていた化石なので,とてもうれしく思いました。実習が入るのはすばらしい。そして,研究員の阿部さん,大島さんが一生懸命説明してくださったことが,教える立場としても大変参考になりました。
 A シュノーケリングは今までも自分なりにやっていましたが,改めて教わるとシュノーケリングの大切な点や教える手順など大変参考になりました。何より若狭の海はきれいでした。そして,海浜センターの施設がとてもすばらしく,家族や生徒と共に行きたくなりました。

8 保田
 @ 人骨とゾウの骨が比較できたことがよかった。化石についてはやや物足りなかった。
 A シュノーケリングは始めての経験で,おもしろかったが疲れました。

9 鈴木
 @ 「一目で分かる化石」ではなかったけれど,フズリナの化石がいくつも見つかり満足している。見ている内に,「これが化石だと」分かるようになった。骨の並べ替え研修は本当にいい経験だった。頭骨を内側から見たのにも感動した。火山灰を見るのが楽しみ。
 A きれいな海の中の生き物を観察でき,気持ちよかった。体調不十分なこともあったが,シュノーケリングは体力がいると分かった。

10 日比野
 @ 権現谷の化石採集はフズリナ以外にも腕足類や三葉虫が産出すると聞いて,興味をもってさがすことができた。多賀町立博物館は,町立にしては規模,施設ともにかなり優れていると思った。また,学芸員の阿部さん,清水さん,大島さんの熱心な話が印象的であった。
 A 海浜自然センターのシュノーケリング実習は,ウエットスーツやフィンをつけて泳ぐのははじめての経験であっただけに,不安と期待が入り交じった気持ちで参加した。海のきれいさとそこに生息する生物の美しさにはとても感動した。しかし,泳ぎに夢中になっていたため,あとで疲れが残った。

11 加藤
 @ 石灰岩中の化石採取は始めてであったので楽しく体験できた。フズリナの化石しか見つけられなかったが,標本ではなく自分の手で見つけられたのがうれしかった。ゾウの化石の骨格の復元については,担当者の方の病気が残念であった。