乗鞍岳の紹介     

2002.9.19(金) に岐阜県と長野県の県境にある乗鞍岳に登ってきました。
2002年を最後に乗鞍畳平までのマイカー通行は禁止となるため平日にも係わらず
道中の「乗鞍スカイライン」は大変な車の量で畳平の駐車場は満車、タクシーで見えた観光客も
畳平まで行くにはとても時間が無いとのことで、スカイラインの途中で帰る有様でした。
バイクで行った私は、畳平の少し手前にある10台ほど駐車できるスカイライン横のスペースに停め
畳平まで40分ほど歩きました。
天候は晴れたり、急にガスったりの3000m級の山特有の空模様でした。
9月の中旬と、まだ平地では残暑の厳しい時ですが、さすがに山頂は寒さを感じる気温でした。

そんな中を、35mm、67中版カメラ片手に約2時間ほど歩き、目に入った景色を写真に収め、乗鞍岳の頂上である
剣が峰(3026m)に到着、 皆が携帯TELをしていたので、私も家に電話をしてみたら、ちゃんと通じました。
文明の力に少し感動!

30分ほど頂上で休憩を取り、下山し畳平に着いたのは午後の6時を回っていました。
帰り際に少し冷や汗の出る体験をしました。
ふもとから山に上る時は、バイクのエンジンの調子が標高が高くなるにつれ、少しおかしいなとは感じていましたが、
エンジンが温まっていたので何とか良かったのですが、帰り いざエンジンを掛けようとしても中々掛かりません。
さすが3000mの標高、だいぶ空気が薄いようで、マフラーからは生ガスのにおい、エンジンは冷え切っているし
セルを回す度にバッテリーは弱っていくし、・・・・・本当にあせりました。  
それでも、セルを回しちゃ休み、を繰り返し 20分ほどで何とかエンジンが掛かり、後は止めないように、スロットルを
回し、危機を脱出。  車の様にEFI制御なら問題無いのにと、キャブの弱点を改めて知りました。

  畳平周辺の写真

  

写真中央は、この時期には珍しく駐車場の片隅に花が咲いていました。 写真右は魔王岳

  

 

魔王岳から上高地の方角を見ると、槍ヶ岳や西穂高岳が見えました。


  剣が峰への登山
畳平から途中、コロナ観測所を経由して剣が峰(乗鞍岳)3026.3mまで、途中 肩の小屋で少し遅い昼食を取り、約2時間の登山でした。

  

写真左、右 3つこぶのある一番左が剣が峰。 写真中央、肩の小屋の途中で乗鞍高原スキー場方面を見る。見えてる道路は乗鞍エコーラインです。

  

   

頂上付近の気温は10℃、頂上とそこから見える権現池
  

今 登って来た道を見ながら下山。 写真右、山の上に見えるのがコロナ観測所、赤い屋根が肩の小屋。